富士見市の歯医者 堤歯科・小児歯科クリニックの歯のお悩み相談室

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当院に、よく寄せられる歯や口に関するお悩み・ご相談の解決法をご紹介しています。
ご自分の歯や口のこと、お子様の歯や口のことで気になる方、改善したいところがある方、ぜひご参考ください。

気になる症状

親知らずは、抜かないとダメですか?

院長

親知らずは「第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)」や「智歯(ちし)」とも呼ばれ、第二大臼歯(12歳臼歯)の奥に位置していて、20歳前後で生えてくることが多く、痛みや腫れなどのトラブルが起こるのも、この時期が多いようです。

 

【抜歯が必要な場合】

親知らずは、埋まったまま出てこない場合や、はじめから歯胚(しはい:親知らずの卵のこと)がなかったり、正常に上下でしっかり噛み合っていたり、生えてくるスペースがないため横や斜めに倒れているなどの個人差がありますが、悪影響がなければ、必ずしも抜歯しないといけないわけではありません。

 

ただし、一番奥に生えるために歯ブラシが届きにくくて不潔になり、炎症を起こしやすくなりますので、日頃からしっかりと管理することが大切です。

 


 

当院では、繰り返して痛みや腫れがある場合や、ムシ歯になってしまった場合には、隣の歯の健康のことも考えて、抜歯をおすすめしています。

 

抜歯を希望される場合には、特に下の親知らずを抜いた後に術後の腫れが出ることがありますので、余裕をもって抜歯の予定を組んだ方が良いでしょう。

歯を失ってしまったら?

副院長

【天然の歯に勝るものはありませんが…】

重度のムシ歯、歯周病、ケガなどによって歯を失ってしまった場合には、そのままにしておくと、残った健康な歯が傾いたり、伸びてきたり、歯並びや噛み合わせのバランスを崩したりする原因になります。



失った歯を補うには、主に3つの治療法があります。

◎ブリッジ

長所  : 固定式なので違和感が少ない。

短所  : 固定するために周囲の健康な歯を削る必要がある。

◎義歯(入れ歯)

長所  : 歯を削る量が少なく、簡単な型取りでできる。

短所  : 金属のバネや歯ぐき色の床があり、取り外し式なので違和感が強い。

◎インプラント

長所  : 周囲の健康な歯を削らずに、自身の歯と同じような感覚で咬める。

短所  : 治療に期間と費用がかかる。

 

どんな治療でも天然の歯に勝るものはありません。

日頃のケアと定期検診、歯垢・歯石除去で、口の健康を心がけましょう。

最近、冷たいものが歯にしみるんです…

院長

【「知覚過敏」の対処法と予防法  】

 

「知覚過敏」とは、ムシ歯でもないのに、冷たいもの・温かいもの・酸味の強いものを口に入れた時や、歯磨きの時などに歯がしみるという症状で、大きな特徴は「一時的にしみる」ということです。

 

程度にもよりますが、ムシ歯の場合は持続的な痛みを伴うことが多いのに対して、知覚過敏の場合は何らかの刺激によって一時的に歯がしみるだけで、その後は継続しないことが多いようです。

 


 

原因】

知覚過敏は、以下のいくつかの原因が重なって起こります。

 

◎まちがった歯ブラシの使い方

硬い歯ブラシでゴシゴシと力まかせに歯磨きを続けた結果、歯の表面が削(けず)れてしまったり、歯肉がやせてしまって根元の敏感な部分が露出したことによりしみます。

 

◎歯ぎしり・食いしばり・噛み合わせによる負担

不安・ストレス・疲れなどによる歯ぎしりや食いしばりによって、歯の一部分に過大な力がかかり、歯の表面が傷ついたことによりしみます。

 

◎歯周病

歯肉が痩(や)せて下がってしまったことにより、根元の敏感な部分が露出することによってしみます。

 

◎ホワイトニング

歯を白くする治療中の、ホワイトニング剤の影響によりしみます。

 


 

対処法】

知覚過敏は歯の中の神経が、何らかの刺激に対して敏感になっている状態ですので、(例えば)うがいの時に冷たい水がしみるようであれば、体温に近いぬるま湯でうがいをしたり、歯ブラシが当ると痛い場合は、力かげんや当て方に気をつけ、神経を刺激しないようすることで、しみなくなることもあります。

また、知覚過敏用のハミガキ粉を使用することによって収まることもあります。

 


 

【当医院オススメの知覚過敏用ハミガキ粉】

飛行機に乗ると歯が痛くなる!?

院長

例えば、登山、台風、飛行機の搭乗中などで、気圧の変化で圧力がかかって、歯が痛くなることを「気圧性歯痛」または「航空性歯痛」と言います。

 

歯の中には「歯髄腔(しずいくう)」と呼ばれる空間があり、短時間に気圧が下がると、歯髄腔の中にある神経に圧力がかかって痛みが起こるというものです。

 

ひどい痛みでなければ心配はいりませんが、激しく痛む場合にはムシ歯の疑いがあります。日頃のケアで、お出かけ直前やお出かけ中の、口にトラブルにも気をつけましょう!

最近、口の中が渇きやすいのですが…

副院長

唾液(だえき)が減少することによって、口が渇く、喉が渇く、口の中がネバネバする、話しにくい、味がおかしいなど、さまざまな症状が起こります。

 

【唾液が減少する原因】

・加齢

・ストレス(緊張など)

・喫煙

・口で呼吸している

・糖尿病や腎臓疾患による全身的な原因

・服用している薬の副作用

などが考えられます。

 

【唾液減少によるリスク】

・ムシ歯

・歯周病

・口臭

・口内炎

唾液が減ることで上記のトラブルを引き起こす可能性が高まります。

全身的な原因や薬による副作用については、薬を変更したり、減らしたり、止めたりということは、自分で判断せずに、必ず主治医の先生にご相談ください!

 


 

【ご自身でできる対処法】

・水分(水・お茶)をこまめに摂る

お茶にはカテキンが含まれており、口臭予防にも効果的です。

 

・ガム(キシリトールが好ましい)を噛む

 

・食事の時は、ゆっくりとよく噛む習慣をつける

噛むことによって刺激されて唾液が出てきます。

 

・マスクを着用する

就寝中は、鼻だけマスクから出すと息苦しさが軽減されます。

 

・禁煙する

 

・舌の運動を行う

 

・唾液腺をマッサージする

 

口が乾燥すると、さまざまなトラブルを引き起こす原因となりますので、日頃から口の中を清潔にすることが大切です。もし(口が乾くという)症状が思い当たる方は、上記の対処法を取り入れてみてください。

鏡で見ても、虫歯じゃなさそうなんだけど!?

副院長

【「噛みしめ・歯ぎしり」を自覚しましょう!】
 
モノを噛むと痛い! 歯ブラシが当たると痛い! 甘いもの・酸っぱいものなどを食べるとしみる! だけど何もしてないときは痛くない…何だろう?
 
もしかしたら、自分では知らないうちに「歯ぎしり・食いしばり・噛みしめ」などを、無意識のうちにしているかもしれません。
 

 
「歯ぎしり・噛みしめ」は、ストレスや疲れによるものが原因と言われています。
 
「歯ぎしり・噛みしめ」は、大人でも子供でも、多かれ少なかれ誰でもしている一種の「くせ」です。したがって、問題がない限りは、様子を見ていてかまわないのですが、時には次のような問題が起こることがあります。
 
◎歯への影響
歯がすり減る、歯が破折する、歯がしみる、詰め物やかぶせ物がはずれる、奥歯全体が痛む、噛むと痛いなど。
 
◎歯ぐきへの影響
歯ぐきが下がる、歯ぐきの骨が凸凹してくる、歯周病が悪化するなど。
 
◎その他の影響

顎関節症、口が開けづらい、開け閉めると痛い、肩こりなど。

 

これらの症状のすべてが「噛みしめ・歯ぎしり」からくるわけではありませんが、原因になっている場合があります。

 


 

◎下図のような変化があれば要注意です! 口の中に、こんな状態は見られませんか?

たとえ症状がなくても、このような状態があれば「噛みしめ・歯ぎしり」をしている可能性が十分にあります。

 

・歯のすり減り

・根元のえぐれ

・骨の凹凸

 


 

【対策】

 

◎日常生活 … 一番良いのは「噛みしめ・歯ぎしり」に気づいて自覚することです!!

・「噛みしめ」ていないリラックスした状態をおぼえましょう

肩の力をぬいて「フー」と息をはき、唇を軽く閉じてみてください。上下の歯がわずかに離れている状態だと思います。その位置が、理想的なリラックスした位置です。日中も就寝中も、この状態で過ごせれば理想的です。

 

・日中の「噛みしめ」を気にしてみましょう

勉強や仕事をしている時、テレビやパソコンに夢中になっている時、運転している時、緊張している時…ふと気づくと噛みしめていたりすることが誰にでもあります。ただ、意外に気づきにくいものです。このような時は、リラックスした状態を意識してみてください!

 

◎就寝前

・枕を低めにしましょう。

・布団に入ったら、あお向けになって、手も足も少し開きぎみにします。

・その後、顎を脱力し歯を離した状態にします。

・次に、身体全体もリラックスします。

 

◎マウスピースの使用

日中は自分で気をつけることができても、就寝中は気にすることができません。

もし起きている時に、顎(あご)や歯が痛い、歯が浮いた感じがする、顎が疲れているなどの症状が続く場合は、将来的に歯や顎へのダメージが大きくなってしまいますので、対策として就寝中にマウスピースを使用して、歯や顎にかかる負担を和らげる方法をお勧めしています。

歯科健診で「歯ぐきのスジが長い」と 言われたのですが…

院長

上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは?

 

上唇小帯とは、上唇(うわくちびる)と歯茎をつなぐ「すじ」のことです。

・正常な場合

・長い場合

 

1歳6ヶ月検診や3歳児検診などで問題ありと指摘されることもあるようですが、上唇小帯の位置の異常で問題となるのは、次の2つです。

 

1.正中離開

歯と歯に入り込んだ「すじ」が原因でいわゆる「隙っ歯(すきっぱ)」になってしまうことがあります。

 

2.仕上げ磨きがしにくい

仕上げ磨きの際に、痛くていやがることがあります。対策としては、指で「すじ」を覆うように保護して前歯を磨きましょう。

 


 

【治療法】

ほとんどの場合、この上唇小帯は成長とともに上の方に上がって、問題のない位置に落ち着くため、大人の前歯が萌出してくる6歳~7歳まで、経過を観察します。その後、必要があれば、麻酔をして上唇小帯を切開することがあります。

 

長さや太さには個人差がありますので、ご心配な方は一度、歯科医院にご相談いただくことをおすすめします。

口内炎が、よくできるのですが…1

副院長

口内炎はどうしてできるの?

「口内炎」は、口の中を噛んでしまったり、歯ブラシをぶつけて口の中の粘膜が傷ついたり、ウイルス、細菌、疲労、偏食、ストレス、免疫力(抵抗力)の低下などが原因で、できたりします。

 


 

口内炎を早く治すポイントは?】

口の中の粘膜は、お肌のコラーゲンなどと同様にタンパク質でできているため、口内炎を早く治すには、「タンパク質合成」を促進して、修復力を増すことです。

 

タンパク質合成に必要な栄養素は、亜鉛、ビタミンB2、ビタミンB6です。これらが不足するとタンパク質の合成量も減って、口内炎になりやすいと言われています。

 

現代人は、ビタミンB2とビタミンB6は十分に摂取できていますが、亜鉛などのミネラル分が不足する傾向にあるようです。

 

◎ビタミンB2が多く含まれている食材

海苔・ワカメなどの海藻類、サバ・うなぎなどの魚類、卵、しいたけ、ブロッコリー、ほうれん草など。

 

◎ビタミンB6が多く含まれている食材

牛乳、チーズ、キャベツ、トウモロコシなど。

 

◎亜鉛が多く含まれている食材

牡蠣(かき)、ワカメ、コンブ、海苔、スルメ、カニなど。

 

また、本来、口の中は、唾液が持っている「抗菌作用」や「粘膜保護・修復作用」などによってウイルス・細菌から傷口を守ったり、傷ついても、身体の他の部分より治りやすいものですが、唾液の量が少ない人は殺菌力が弱いために、口内炎になりやすいと言われています。

 


 

口内炎の予防には、歯ブラシを正しく使って、口の中を清潔にするように心がけるとともに、ストレスをためこまないようにすることが大切!食事も含めて、日常生活にも気を配りましょう。

 

疲労・偏食・運動不足は、身体のあらゆる部分の不調につながります。口内炎が頻繁にできたり、なかなか治らない時には、キチンと休息を取って、食生活も含めて「生活のリズム」を、もう一度考えてみることが大切です。

口内炎が、よくできるのですが…2

副院長

口内炎とは

偏食や体調の変化、歯ブラシでぶつけてしまった、唇を噛んでしまった…など、さまざまな原因で、口内炎はできてしまいます。そして、一度できてしまうと、すぐに治すという方法がありません。

口内炎の傷を保護して痛みを軽減したり、治りを良くする方法として、軟膏をお使いいただく方法があります。軟膏を塗る時には、綿棒を使うと効果的です。

 


 

軟膏の効果的な塗り方

1. 綿棒の片方に、米粒大の軟膏を取ります。

 

2. 唾液で濡れていると軟膏が付きにくいため、まず反対側の部分で、 口の中の唾液(水分)を軽く拭います。

 

3. 口の中を乾いた状態にして、軟膏の付いた部分で、口内炎の上に(軟膏を)軽くのせます。この時には、強くすり込む必要はありません。

 

この方法で、毎食後と就寝前に3~4 回ほど塗ります。

なお、軟膏を塗っても軽快が見られない場合には、歯科医院にご相談いただくことをおすすめします。

顎(あご)が、カクカク・コリコリ するんですが…1

院長

【顎関節症(がくかんせつしょう)とは】

 

顎(あご)が痛い、口が開きにくい、カクカク・コリコリと音がするなど、さまざまな症状が現れる、顎の関節や周囲の筋肉・じん帯の病気です。

 

噛み合わせが悪いと起こると考えられがちですが、原因は「持続的な強い力による関節や筋肉の負担過重」であると考えられていて、

・歯ぎしり・くいしばりなどのブラキシズム

・唇や頬の内側をかむ癖

・長期的な片がみ

などの非生理的な運動が続くことが原因といわれています。

 

特に睡眠中の歯ぎしり・くいしばりなどは負担が強く、基本的には無意識のうちに行っている癖が原因ですので、顎の調子が悪い時には

・大きく口を開けない(あくびなども、要注意!)

・固い食べ物を避ける

・ストレスを発散してリラックスする

など、顎に負担をかけないよう安静にするの一番です。

 

顎に痛みがあって、食事や日常生活に支障をきたしたり、その症状が続くような場合には、一度、歯科医院を受診し、場合によっては歯ぎしり予防のマウスピースを作製してもらったり、セルフケアの方法をご相談されることをおすすめします。

 


 

最近は、上下の歯を持続的に接触させる癖である「Tooth Contacting Habit:TCH(歯列接触癖)」も、顎関節症を引き起こす原因となるのではないかと言われています。

 

上下の歯の接触というと、一般的には、歯の「かみ締め」や「食いしばり」を連想される方が多いと思いますが、実際には「グッ」と強い力で歯をかみ締めたり食いしばったりするほかに、上下の歯が接触する程度でも、筋の緊張・疲労が生じるということもわかってきました。そして、長期間にわたってその癖が続くことによって、歯に横揺れが加わったり、すり減ったりすることで、歯の健康が害されるとも言われています。