【早めの受診が大事です!】
ムシ歯は進行の程度によって、5段階に分けられています。
初期の段階では、痛みや歯がしみるなどの自覚症状が少なくて、つい放置してしまいがちですが、症状が進行するにつれて痛みをともなったり、治療の回数時・時間もかかるため「ムシ歯かな?」と思ったら、早めに受診することが重要です。
また、早期発見のためにも、日頃から定期検診を受けていただくことをおすすめします。
◎CO
エナメル質の表面が一時的に溶けている状態です。「再石灰化」という歯の回復能力で自然治癒する可能性があるため削る必要はありません。
◎C1
エナメル質の中に限られたムシ歯で、痛みはありません。
◎C2
象牙質まで進行した状態です。冷たいものや熱いものがしみることがあります。
◎C3
神経(歯髄)まで穴があき、神経がむき出しになった状態です。激しい痛みがあります。
◎C4
根だけ残して歯が崩壊してしまった状態です。神経は死んでしまっている状態ですが、化膿すると痛みや腫れが起こることがあります。
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