【デンタルフロスについて】
歯ブラシ1本だけで口の中の全体をきれいに磨こうと思っても、歯並びや歯の本数によって、磨ききれない部分が必ず出てきてしまいます。特に、歯と歯の間、歯並びのきつい部分、歯の根元部分などです。
当院では、患者さんの口の状態(歯並び、歯の本数)によって、その部分に合った補助器具の使用をおすすめしています。
「デンタルフロス」は、主に歯と歯の間を磨くのに効果的です。
◎デンタルフロスの使い方
1. デンタルフロスを30cmくらいの長さに切って、左右の人差し指(もしくは中指に)巻き付け、1~2cmくらいの長さで固定します。
2. 歯と歯の間に、ゆっくりと前後させながら入れます。
3. 前後の歯の側面をこすりながら、2~3 回上下させて汚れをこすり取ります。
4. 取りはずす時は、片方のデンタルフロスを指からはずして、横にそっと引き抜きます。
◎柄付きのフロスの使い方
歯と歯の間に、ゆっくりと前後させながら入れ、前後の歯の側面を2~3回、上下させて汚れをこすり取ります。
患者さんごとに、適した補助器具の種類やサイズなどが異なりますので、ご自身の口の中に合ったものを、歯科医師・歯科衛生士の指導のもと選んでいただくことをおすすめします。